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●一つのアプローチが効果を発揮する前に別のアプローチに目移りするとレーダーに
進歩はない。特定の戦略に関する見方は利益の程度によって影響を受けてはならない。
この意味でマネーがすべてではないのである。なぜなら、非情に稚拙な戦略であっても、
しばらくの間は利益をあげることもあるからである。逆に、非情に健全な戦略であっても
損失をこうむることはある。しかし、時間の経過に耐えうるのは健全な戦略のみであり、
我々にとては、その時間の経過は10回の取引を行っても、その戦略で利益が上がら
なければ、その時に始めて戦略に疑問を持ってもよいのではないか。前述したとおり、
10回の取引で、ある程度の結果は見える。これを忘れないで欲しい。
●戦場は疑問を持つ場所ではない。疑問を持ち出した瞬間が退場の瞬間なのである。
「なぜ」を追い求めること、理由を探し回ることは、自分が負けたこと、そして、自分の
行動に責任をもてなくなった事を意味する。「なぜ」を問いかけるべきは、取引を
開始する前、あるいは、取引が終了した後である。
●トレーダーとして抱える問題の大半はポジションを取るタイミングの悪さに起因するものが
ほとんどである。不適切なポジションの取り方をすることにより、勝てる取引を負けにして
しまうことがありうる。逆に、あまり健全でない取引でも、ポジションを取る水準とタイミング
さえよければ、勝てることもある。
●いつ、ポジションを手仕舞うかを知ることは重要であるが、いつ、どのようにポジションを
とるかの方がはるかに重要である。
デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術より引用
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