ブックケース レッドバンブー
●トレーダーは、曜日によって強気や弱気になり易い傾向が異なるのではないか、と長年
疑ってきた。「反転の火曜日」とか「混乱の木曜日」といった神話がトレーダーで
噂されてきた。
マーケットは特定の日付に信頼度が高い動向を示すことがある。思慮のあるトレーダーは
一定のパターンが繰り替えされる原因について考えるだろう。確かな答えは分からないが
これはマーケット専門家の研究範囲を超えているように思うが。
月曜日のパターン
●金曜日の大引けに買って月曜日に売ることだ。ポジションを翌日に持ち越すことになる
ため、これはデイとレーダーの戦略とは異なる。しかし、月曜日の寄り付きに買って
その日の大引けに手仕舞いするのとほぼ同じ結果が得られる。
ただし、ひとつ忠告しておく。
常に正しいパターン、関係、指標というのは存在しない。できるだけ勝率の高い
アプローチを使用するのが最適な方法といえる。どの指標もどのパターンも、
損を出すときがあるのだ。その場合、規律のあるトレーダーであれば損切りをして
トレードから撤退する。長い目で見て成功したいならば、これ以外に方法はない。
バーンスタインのデイトレード実践より引用
ブックケース ピンクフラワー