①考えること・・・考えすぎることはよくないことである。これは奇異に聞こえるだろう。
　　　　　　　　　　しかし、熟練したとレーダーはほとんどは考える必要すらない水準に
　　　　　　　　　　達している。真に優れたトレーダーは自分が何をしているかもうまく
　　　　　　　　　　説明できないようである。彼らは何をすべきかを考える必要がなくなって
　　　　　　　　　　いる「行動する人」とでもいうべきだろう

②想像力・・・いたずらに想像力を働かせることは問題である。
　　　　　　　　成功するとレーダーは、現実、事実に基づいて行動する。彼らは物事が
　　　　　　　　どういう状況にあるかに注目し、それがどうなるだろうかとか、どうなる
　　　　　　　　可能性があるかといった考え方はしないのである。彼らは、想像力や
　　　　　　　　意見といったものはほとんど用いずに、秒単位、分単位で、事実を分析し、
　　　　　　　　事実に反応するのである。

③恐怖・・・恐怖は知的な行動の妨げとなる。恐れは精神を萎縮させ、その結果として判断
　　　　　　　過程を萎縮させるだけでく、熟練したトレーダーにとってはきわめて重要な
　　　　　　　直感を減退させる。

④欲・・・・大儲けを狙うことは初心者の証でもある。トレーディングでの成功は数字を積み
　　　　　　上げていくことであるといっても過言ではに。熟練したとレーダーは、一回で
　　　　　　一万ドルを狙うのではなく、１０００ドルを１０回狙うだろう。１０００ドルの利益は
　　　　　　一万ドルの利益より短期で低リスクで、そう、確実に手に入るだろう。

デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術より引用



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